「治るという前提でがんになった」ご紹介
今日は夏至ですね。
こなみさんからのご紹介、5回目です。
🌻🌻🌻🌻🌻
今回ご紹介するのは、
正統派のがん闘病記とも言える
高山知朗氏の
『治るという前提でがんになった』と
ナンシー関編・著
『ナンシー関の記憶スケッチアカデミー』
の2冊です。
高山さんの著書は昨年店頭で見かけた時、その題名が実にうさん臭く思えて、手に取ることもなく
スルーしてしまったのですが、今年になって高山さんのインタビュー記事をネットで読む機会がありましたので、改めて予断を持たずに読んでみました。
2011年40歳で脳腫瘍、
2013年42歳で悪性リンパ腫・急性リンパ性白血病。
さらにこの本が出版された後、
2017年46歳で三度目のがんである急性骨髄性白血病を発症。
臍帯血移植の治療を受け、現在も闘病中です。
同じがん種の方にとっては病院の選び方、治療についてとても役に立つと感じました。
それに加えて、著書の後半はがん患者とその家族だけでなく今は健康だけれど、もしもの時にという不安を抱く方にとっても参考になります。
第3章 がん闘病から学んだ患者学
情報収集の具体的な方法とか、病院の決め方や治療法について、わかりやすくまとめられています。
第4章 がんになることの意味
私が最初 ”うさん臭い題名” と感じたその理由が明かされています。
誰でもが高山さんのように、徹底して病気に向き合うことはできないかもしれませんが、所々にちりばめられた闘病体験のエッセンスのうち一つでも取り入れられたらと思います。
✨✨✨
さて、2冊目はがん関連の本ではありません。
しいて言えば、笑えるので免疫力アップが期待できるかも…と思いご紹介しました。
例えば「パンダ」と言われて、何も見ずに記憶だけで描くとしたら、
目の周りは黒い、
耳は黒い、
手足、しっぽ、体の白黒の具合は?
このところシャンシャンが登場することが多いので、ちゃんと描ける方は多いでしょうが、私は正確に描けませんでした。
この本は、様々なお題について年齢制限なく一般から募集したスケッチに、ナンシー関さんがコメントしているのですが、そのコメントが絶妙過ぎて私はずっと笑いっぱなしでした。
amazonで「なか見検索」できますから、読んでみて下さい。
2冊ともがんカフェにも置いてあります。